生まれる前も、生まれてからも。
ママと赤ちゃんとご家族に寄り添う 助産師訪問ケア

Story01.

M
ご家族構成:20代ご夫婦(妊娠38週)※取材当時
★第一子妊娠時から助産師訪問ケアを利用

お産は女性だけのものではなく、家族が主役。
夫婦で大切に過ごした妊娠期を経て、まもなく出産。

「どこで」より「誰に」見てもらうかを重視
奥様数年前、幼馴染が出産で助産師さんにお世話になったと聞いて、そのエピソードにすごく感動したことが頭の中に残っていました。自分が妊娠した時にも真っ先にそのことが頭に浮かび、自然と「私も」と思ったんです。そこから知り合いに助産院を紹介してもらって、助産師さんに会うことになりました。当初は何人かにお会いして決めようと思っていたのですが、初めて自宅に来られた助産師さんのお顔を見たときに、「あ、この人だ」とピンと来て。それでもう他には誰も会わずに、お願いすることにしましたね。
旦那様助産師さんは何でも相談できる母のようであり、くだらないことも話せる友達のようでもあり、本当に心の支えです。僕は、何をするにしても“人”が大事だと思うんです。「どこで、どんなことをするのか」といった場所や事柄よりも、「誰と」の部分の方が重要。だから、どこの病院とかよりも「この人にお願いしたい」と思えたのは大きいですね。
時間をかけて信頼関係が築け、絆が深まった
奥様自宅というプライベートな空間に来ていただくことで、毎回リラックスして妊婦健診を受けられています。いつも時間をたっぷりとってもらって、お茶を飲みながらゆっくりお話ししています。何度も来ていただくうちに信頼関係もできてくるし、自分の性格やこだわり、出産に対する考え方まですべてわかってもらえて、お産までに絆が深まるのが心強いですね。
旦那様病院の場合、混雑していることも多いし、体調の悪い方もおられます。しかも曜日によって診てもらえる助産師さんが変われば、毎回同じようなことをイチから伝えなければいけかったり。一人の方にずっと見てもらうと、そういう心配がないのがいいですよね。病院では聞きにくいことも色々相談できて、僕の悩みごとまで聞いてもらっています。
自分にあった“カスタマイズドケア”が受けられる
奥様お母さんの数だけ、母体も、赤ちゃんの状態もあるので、誰もが自分に合った“カスタマイズドケア”を産前産後に受けられたらいいと思いますね。
私の場合、体調に合わせて食事のアドバイスもしていただいています。貧血気味になった時に食べた方がいいものや、逆に食べすぎるとよくないものも教えてもらいました。
また、助産師さんの訪問に立ち会いたいという夫のスケジュールに合わせて、相談しながら訪問日を決められるのはうれしかったですね。毎回、夫婦二人で受けて当然という雰囲気の中で訪問してくださるので、夫も毎回安心して一緒に受けられました。
いつも“夫婦二人”に向かって話してくれた
奥様妊娠・出産って、どうしても妊婦さんが主役になりがちだと思うんです。でも助産師さんは毎回必ず私だけじゃなく夫にも「聞きたいことはありませんか?」「不安なことはないですか?」って聞いてくださるんですね。助産師さんの訪問のときもいつも二人に向かって「ここに赤ちゃんのお腹がありますよ」って話していただいて。お産は私だけのことじゃなくて、家族みんなのものなんだって、すごく感じられるんです。
旦那様男は産むことはできないわけで。最初はやっぱり妊娠やお産をそこまで実感できなかったけれど、「頭はここだよ」って触らせてもらったりすると、自分事になるんですよね。助産師さんには、妊娠・出産は女性だけのものじゃなく、夫婦で一緒にその期間を大切にして、二人でしっかり出産を迎えるんだって思わせてもらいました。

担当助産師より

産後は心身ともにデリケートな時期。
助産師訪問ケアでできることが、たくさんあります。

M様へのスペシャルケア

M様ご夫妻は、いろんなことに真面目に取り組まれる根性の塊のような側面をお持ちで、何事もしっかりと納得してから実践されたい方だと思っています。また自らいろんな事を調べて他人任せにはされない方です。ですので、他の方以上にまずご本人がどうしたいと思われているのかを尊重し、その上で何かアドバイスが必要とされる場面があれば私がご説明し、納得してご自分たちで選んでいけるよう心がけています。

これから出産される方へ

私は、特に病院ご退院早期の方に助産師訪問ケアを利用していただきたいと思っています。というのも、退院翌日にお宅に伺うこともありますが、「全てが不安で何をどうしたらいいかわからない」という方も多くいらっしゃいます。もちろん病院でも退院後のフォローはされていますが、身体を回復させている渦中の方が、赤ちゃんと外出するのは困難なことです。その時期に私たちが訪問してケアすることができれば、お母さんが早く赤ちゃんとの生活に自信が持てるようになり、心身の回復もスムーズになるように思います。

<産前・産後の健康診査(健診)につきましては、各助産所や開業助産師にお問い合わせください。>

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