生まれる前も、生まれてからも。
ママと赤ちゃんとご家族に寄り添う 助産師訪問ケア

Story04.

F
ご家族構成:30代ご夫婦・お子さま1人(3ヶ月)
★第一子妊娠時から助産師訪問ケアを利用

不安を打ち明け、涙を見せたことも。
母親のような包容力で、何もかも受け止めてくれた。

忙しい共働き夫婦でも揃って助産師さんの訪問を受けられる
開業助産師さんは、都合さえ合えば365日いつでも訪問に来てくださるので、夫婦一緒に助産師さんの訪問に参加したいと思っていた共働きの私たちには、とてもありがたかったです。お腹の子の成長を一緒に喜んでくださるのも嬉しかったですね。
産後の訪問時は、毎回時間を気にせず私も子どももリラックスして過ごすことができていますね。夫がいて、犬がいて、生まれたこの子がいて。そんな今の我が家の環境や、普段の夫婦の関係もよく知ってくださった上で、一貫したアドバイスをいただけるのが心強いです。また自宅なので、この生活環境の中でどんな工夫をすればよいか、具体的に教えてもらえて、そのあとのケアにつながりやすいんです。例えば授乳ケアについては、実際に使っている授乳クッションを使って指導していただきました。
信頼して甘えられる、お母さんのような存在
産前のマタニティ・ヨーガや、産後に赤ちゃんと一緒に受けられるヨーガも紹介してくださいました。まったく知らないところに一人で行くのは不安ですが、紹介していただいたところなので安心でしたね。また、予定日が近くなるとたくさん歩くとよいということだったのですが、「歩かないといけない時は、私も一緒に歩くからね」と言ってくださったんです。その一言がすごく心強かったですし、「そこまで一緒にしてくれるんだ」と感激しました。年齢的にもお母さんのような存在で、甘えられるし何でも相談できちゃうんです。
初めて尽くしの育児、
疲れた心を癒してくれた
産後は、授乳も赤ちゃんのお世話も、何もかもが初めて尽くし。いつの間にか、自分でも気がつかないうちに心が疲れてしまっていたんですね。そんな時、助産師さんが時間をとってじっくり話を聴いてくださったんです。いろいろな気持ちを打ち明けているうちに涙が溢れ出てきてしまったのですが、助産師さんはやさしく肩のマッサージしてくださいました。体も思うように動けない時で、足浴もしてくださって。リラックスできて、心がすごく楽になりましたね。
夫婦間の些細なズレにも的確なアドバイス
産後は生活が一変、「生まれたばかりのこの子を中心に動かなければ」という時、夫は率先していろいろやってくれていたのですが「今じゃないんだけどな」「でも、せっかくやってくれるから言いにくい…」と悩んだことがありました。それに気づいた助産師さんが、私が夫にうまく気持ちを伝えられるようアシストしてくださって、とても助かりました。そして夫には、「女性にしかわからない体や心の変化」について丁寧に説明してくださいました。アドバイスを受けた夫が、私がしんどい時に声かけをしてくれた時は嬉しかったですね。

担当助産師より

出産前後はご夫婦やご家族の関係にも変化のあるとき。
潤滑油としての役割もお任せください。

F様へのスペシャルケア

ご夫妻共に看護師で不規則なお仕事のため、妊娠期はお二人がしっかり繋がれるようなサポートを心がけました。訪問中はなるべく夫婦のスキンシップをとってもらうよう配慮、回数を重ねるうちに信頼関係が築けたように思います。産後は、ご主人のサポートを奥様がプレッシャーに感じてしまわれるようなことがあったのですが、お二人の間に入って潤滑油になることを意識し、「赤ちゃんのペース」で生活することの大切さ、育児は予定通りには段取れないことなどをわかってもらえるよう、陰ながらサポートさせていただきました。またご主人には、パパと赤ちゃんの二人だけで参加できる講座をお勧めしました。新たな世界を知って、育児への向き合い方に変化があったように思います。

これから出産される方へ

助産師訪問ケアは、ご自宅でお話を伺うので、より本音を話しやすいと思います。また助産師がお家を見せていただくことでご夫婦の性格や価値観・考え方、日常生活を知ることができるため、お一人お一人に合ったオリジナルのケアが可能です。
助産師は、妊娠中・出産時・産後のケアや育児支援の専門家です。もし、ご夫婦やご家族の間で意見の食い違いなどがあった場合でも、私たちが間に入ってお話しすることで緩衝材のような役割を担えることがあると考えています。専門家ならではの説得力や、他人だから言えることもあります。妊娠・出産や子育てのことにかかわらず、体の悩みや人間関係、日々の生活や地域のことなど、何でも気軽にご相談ください。

<産前・産後の健康診査(健診)につきましては、各助産所や開業助産師にお問い合わせください。>

story01.すべてを知ってもらえている、
という安心感。
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story02.まるでお姉ちゃんの
ように身近な存在。
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story03.お産は女性だけのもの
ではなく、家族が主役。
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story04.不安を打ち明け、
涙を見せたことも。
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